おっさんめ。子供扱いしやがって…。[ぶつぶつと呟きながら、歩いている。]大体なぁ、俺は勇者なんてガラじゃねーんだよっ。そんなもんは全部、フィーがやればいいんだ…、――……[右掌に刻まれた痣を見つめ、ぎゅっと握り締める]くそっ…![毒づき、足元の石ころを思い切り蹴飛ばした。]