[甲板には夜風を求め幾人かの影があったかもしれないが求める人影は無く、ややあって嘆息]……また、擦れ違ってしまったのかしら。[悲嘆に暮れ肩を落す。蹲ればきゅうと胃の辺りが引き絞られて、そういえば一日何も食べていなかったな、と思い出せば三大欲求には逆らえず、探し人の事は棚上げ。豪奢な船内に浮足立って食堂に向い、さて>>795(6x1)を頼もうか]