人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― リオレ島拠点内 ―

 ……、そうか。

[頬に見えたのは涙の跡だろう>>41
親友を誇るかのような明るい声に無理が滲む。
それを真っ直ぐに見つめて、そうかと短く頷いた。
顔を窓へと向ければ、遠く空と海の色が見える。]


 ───…ストンプで、だったな。


[不意に口にするのは、昔のこと。
ゲオルグはここに来る前に、兵より一つの報告を受けている。
曰く、ヴァイスメーヴェがある帝国軍人の遺体を持ち帰り、更にはストンプ候の乗る船にそれを乗せたとのこと>>4:322
帝国軍人の氏名は聞けずじまいだったが、ヴィクトリアの話を聞けば、ひとつの名前が記憶の裡から浮かび上がる。]

(125) 2015/11/12(Thu) 23:23:02

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