!!!!!!!!!!!
[ 覚悟が足りない、そう言われて
問い返そうとする間もなく。
あたしの方に向かってきたのは
彼女が鞘から抜いた剣。
驚いて咄嗟に避ければ
その剣先を免れることはできたか ]
覚悟くらい…………あります!
[ そう言いながらも手は震え、
腰におろしたサーベルに手をかけて。 ]
あたしは、最後まで戦うって決めたんです
[ 抜いた曲刀を今度は此方から。
相手の腹部めがけて刺突した曲刀は
さて少しでも掠めることはできただろうか。
真新しいサーベル、
一度も勝てたことのない相手>>124
その力の差など、歴然としていたけれど、それでも。]*