― 宿屋2F/ヨアヒムの部屋 ―[ノックもせずに部屋に入る。部屋にヨアヒムがいるのは分かっている。誰かと言い争うような声がしているのだから。>>121>>124他に誰かいることを危惧はしたがどうやら一人だけの模様。開けた窓から外気が流れ込んでいるのがよく分かる]………ッ![気配を断つとかそういうことは考えていなかった。ただ、前方を睨みつける視線をことさらに強くして。刃先を鈍く光らせる包丁を持った手を振り上げ、さらに部屋の奥まで踏み込む]