だから、カタリナは……、ううん、なんでもない。[作ったシャボン玉は指で触れると割れてしまった。コートのポケットの中のものについて触れられると、>>35ぱちん。と大きく瞬きをして、]ありがとう、でも大丈夫なの、リズは自分でちゃんとするわ。それにね、血はもう止まったの。[洗濯やアイロン掛けをしようかという問いに小さく首を振り、最後に少女は笑みを作った。*]