[右足を引き、半身に槍を構え、轟音と共に迫り来る「輪をつくるもの」と正対する。初陣を乗り越えても、戦いは怖かった。今にも、心臓を握りつぶされそうだ。どれほどの戦いを経ても、きっと、恐怖は傍らに在り続けるのだろう]