……Aqua vulnus nunc taceam.[は、と息を吐きつつ、一時的に傷を水の膜で覆う。痛みは残るが、弓弦を引けないほどではない。ただ、先ほどのような連射は難しいだろう]……それ、でもっ……![それを理由に引く事なんてできないから、と。高度を上げつつゆっくりと弓弦を引き、翡翠の矢を一筋、放った。*]