『ん、まあ、なんだ。 オレのやり残しが起こした波のおかげで、手間取らせる事になっちまったが。 ……オレ自身にゃ、どーする事もできねぇし。 あと、頼むわ』[軽い口調で言いつつ、巨狼は若き騎竜師たちに向けて一礼する] もうちょっと、言い方……。 『物言い飾ったりなんだりは、俺のガラじゃねーって知ってんだろ? それより、先に進む前にちゃんと休んどけよ。 ……次は、オレ以上にぶっキレてるからな』 あ……やっぱり。