[――……一瞬だけ、息を止め。懐に入れていた伝令用の魔石を取り出し、叫ぶ] ――……二つ。すぐ来させろ。 他には構うな! [待機させていた部下に指示を送る。馬が到着するまでの時間を稼ぐべく、銃を抜き放つ] ――……間に合うか、……くそ。[悪態を吐きながら、北東の方角に目をやると。白煙に包まれた橋が目に入った。>>70]