― 龍峡の村・宿屋前 ―[そうして辿り着く、集合場所である宿屋。宿屋の中からは気になる気配が漂ってきていたのだが、それよりも先に目についたものに駆け寄った]あ、リュウシンだ。やっほー。[手を振った先にはアイリの相棒である天龍が、なんだか落ち着かない雰囲気で居た。天輪湖の異常を感じ取っている証拠だろう]暴走しかけるくらいだから、余程の状況なんだろうな、天輪湖。気をしっかり持てよー?[また暴走しないように、なんて天龍に言って、ケラっと笑った]