― 南門 ―[一方で主戦場となるだろう西門とは別の、砦の南にある門では命を受けた2隊の重歩兵が守衛を行っていた。西門が敵で溢れた場合はこちらに回って来る可能性がある。けれどそれは交戦が始まってからのこと、と。兵達は少し油断していた部分があったことだろう]「………ん?」[故に南西の街道に現れた存在>>110には直ぐに気付くことが出来ず]「───へ?」[吹き込んだ紅き風>>116が、自分達を斬り刻むことに反応するのが遅れた]