[>>#1そんな中、イドが王子からの伝達を運んで来る。
瞳に、意志の光がようやく戻り]
あのくそ王子……!
[ジェフロイに諌められていたにも関わらず、
思わず怒声が口をつき。
このゲームの意図を知り、吐き気のするほど憎悪がその身を貫いた。
自分達を玩具とした遊戯が開始されたその意味を――……
ようやく理解して]
どんな願いも、だと……?
俺の願いは一つだけだ――……!
[ 王子を、殺す 。
いつの間にかその先の、本当の目的すら見失いそうになっている事に、
果たして男は気付いていただろうか――……*]