人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


トルーンの民 カレル

殺す覚悟と、卑怯でも勝つ手段、だっけね。

[次発隊は夜をかけて戦うことになっていたから、灯りの準備があるはずだ。
打開策を講じるのは彼らが来てからにするとして、削れるものは削っておこうと考える]

隊長さん、そっちはよろしく。
僕達は僕達で動くよ。

[兵同士の戦いはこれまで通り、軽歩兵の隊長に指揮を任せた。
カレルは後ろへと下がり、その場所に入り込むかのようにして盾兵と軽歩兵が交互に並ぶ一隊が正面からゼファー兵へと立ち向かった。
強固な殻に籠もるような外観は、どこにも綻びが無いようにみえる。
だが無いならば作ればいい、とゼファー兵の正面に立った軽歩兵が隙間を狙い槍を突き出し始めた。
もしあちらから攻撃があるならば、盾兵が率先してその攻撃を防ごうと動く。
鉄と青銅がぶつかり合う音が、陽が暮れ始めた平原に響き始めた]

(124) 2019/11/06(Wed) 01:05:42

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