それじゃあ、おれも自分の流儀を通させてもらおうか。 ── 御子と箱船、分捕るぜ。[詠唱を再開したマレンマに、ワァズごと突進する。生け捕りにするつもりであった。これまでの自分の”流儀”はそうであったから。だが、この時、ワァズは命令を待たずして、マレンマに業火のブレスを吐いた。**]