― 旅路の邂逅 ―[野盗たちの真っただ中に飛び込んで間もなく、賊の一部が自分から注意を逸らした事には気づいていた。ちら、と視線向けた先には、囲まれていた男が剣を取り、向かって来た賊を殴り倒す姿。>>54 >55] お、けっこーやるぅ。[呑気に言いながらも、剣舞の鋭さは失われる事はなく。程なく、野盗団は皆、地に伏した]