くっ![魔力の鎧は常時魔王の身を守ってはいるが、光に対してはその強度を欠く。 咄嗟に一歩を退いたが、掠めた虹色は魔王の身に幾らかの焼け焦げを生んだ] ……小癪な。[魔力の濃度を高め防御に徹すれば、通り過ぎる光の勢いも幾らかは減じるか。 何れにせよ力任せの攻撃の足は止まった*]