― 敵船 甲板 ―
『妾達は嵐に襲われて流されてきたのじゃぞ!
それに対して言葉を交わすのでもなく、攻撃にかかるなど野蛮なものがすることじゃ!
お主らは、そうやって野蛮だ、蛮族だと蔑まされてはずかしいとは思わぬのか!』
[言ってることと、今さきやってることは思いっきり矛盾しているがそれを突っ込める人はその場にはいなかっただろう。
言葉がわからないとか、その他の理由によって]
『リーダーに直接話をつけてやる、出すのじゃ!』
[強く締め上げすぎていた男はすでに意識がなかった。
しかたがなくそのまま甲板に落としたところで、何名かが叫びながら襲いかかってくるのを立って待ちながら]