[立ち去ろうとした...の耳に、ハーモニカの音色が飛び込んできた。>>115振り向くと、先ほど声をかけそびれた青年>>118が、通路に腰を下ろしてクロマチック・ハーモニカを吹いていた。>>115即興の曲らしい。...は足を止め、奏でられるその軽快>>68で優しい>>115メロディに耳をそばだてた。]