[そっと自分だけに告げられた言葉>>119にはぱちぱちと瞬きをして目元に溜まる滴を落とし兄を見上げた]
……うん。守るよ、お兄ちゃんになる。もうこんなことしない。
でも、…ぼくがお兄ちゃんになってもお兄ちゃんでいてくれる?
[もう危険な目には合わせない、お兄ちゃんのようになるんだ。確かな決意から頷いた。
けれどその意味を察することは幼子には出来なかった中、どこか寂しく感じて手をぎゅっと繋ぎ直しぼそぼそと続ける]
怖い目にあったら、守ってくれる……?
[その自信無さげな問い掛けに返された言葉も手の温かさも、今は遠い過去*]