[驚いているパメラに、自分が島の住民から聞いた話と、自分が感じている胸騒ぎなどをオットーが否定しなかったこと>>98をかいつまんで話す。
女性であるパメラに死体のことを詳細に話すのは憚られたので『爪痕があった』ことだけを伝える。
自分とパメラとオットーは十年前の生き残り。それだけ伝えればあとはもうわかるだろう。]
なんだか、状況が似すぎている気がして…あの時と…。
なんだったら俺も手伝うし窓にしっかり板打って、夜は鍵閉めとけよ?
[幼い頃は泊まり合いっこをしたものだが、さすがにもうお互いそんなことができる歳ではないので自分からはそう言うしか無くて。
板も鍵も気休めにしかならないと知っていても、それ以上に対抗する術も文化も持っていない。]
…何も起こらないよう祈っておこう。