やあハーピー君、ちょっとティレルまで乗せておくれ。 何、この通り君の風切羽根は全部落ちたが、精霊の加護があれば飛べるだろう。それと一つ問答といこう。 飛べないハーピーは? ―― そう、ただの鶏肉だ。 [ハーピーが怒りかけても口を挟みかけても一気に捲し立て、そしてさあっと青ざめるのを感慨深げに見つめた。*]