初めからひとつであった我らより、より強い一つの意志を抱いた彼ら――その願いを挫くことは、不可能なのでしょう。 だから、知るべきだとおっしゃるのですね?[そう、彼の者の言葉>>96へ繋いで] 叶うことなら、私も知りたい。 器を喪って初めて、私の内にも意志があり、痛みがあると知れたのですから。[それは自らの内の人間と近しい部分を、認めたかのような言葉であった*]