…そうか。それならいいんだ。
[少女は少女なりに考えているようだ。
信じているわけではないという少女>>120に苦笑しながら、先ほどシモンに抱いたのと同じような感想を持つ。
自分を人狼ではないと予想しながら、それでも信じ切れないのは人間ならではのように思う。]
なら取引するかい?
僕たちは、お互いを人間だと信用して危害を加えない。
もし害をなす者が現れた場合は、お互いを守ると。
[そう持ちかけたのは試す意味もあったが、少女を見くびった罪滅ぼしでもあった。
少女がどう受け取るかはわからないけれど、受け入れられれば約束は守るつもりだ。]**