まあなんだ、安心しろ。 お前が気に病む必要なんざ、何もねェからよ。[男は笑みながら背負うべく罪などないシモンに、仮初の赦しを与える。こうすることで、シモンの胸につっかえていた何かが取り除かれれば良いと。] じゃあな。[そして、ひらりと後ろ向きに左手を振り、部屋から出ていった*]