― 回想・昨日のキッチンにて ―
[フリーデルにお叱りを受けるディーターとペーターの姿を見て厨房へと逃げてきた。
すると、其処にはカタリナとレジーナの姿が。>>34
少女も持って来た食器を洗おうとして、羊飼いに霜焼けの皹を理由に止められてしまう。]
そうだね、ゲルトが来たのならお薬を貰おうかな。
でもね、これ位の傷なんて大したことないの。
ほうっておいても直っちゃうんだから。
[この傷は治るんだから、と気遣いは嬉しい要らないのだと言う。
羊飼いの言う事に逆らって少女は泡のついたスポンジを持った。
それに羊飼いは困った顔を見せたかもしれない。]