人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園後輩 フレデリカ

[急かすような声が入り口側から届いてくる。
 あの切り札>>1:171に頼るべき時が近付いているのかもしれない。
 けれど出来ることなら、魔力でなく言葉こそを彼らを動かす力にしたかった]

 奪われた居場所は、私たちがきっと取り戻します。
 だからみなさんも、私たちに居場所を――在るべき理由をください。

[魔法の力は、魔法を使えない者のためにこそあるべきだ。
 そんな信念は、かつて魔導師だった者も含むこの集団に、どう響くかはわからないけれど。
 自分たちが立ち上がるためには彼らの助力が必要だと、願い籠めながら頭を下げる**]

(123) 2020/11/18(Wed) 11:49:26

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