護衛の人が行くのか。
[大妖と護衛剣士の間で何やら視線が交わされ、剣士の方が引き受ける形となったらしい>>112。
ならば、とこちらが視線を向けるのは周囲の狼の方。
炎と水では相性が悪いのは明白で、下手をすれば彼の力を減衰しかねない]
――しかし。
[戦闘の最中彼の戦い振り>>115が視界に入り、僅かに眉を顰めた]
無茶してるな。
……人間だろ。
[人間は、妖よりずっと弱い。
少なくとも、体の頑丈さにおいては。
そういうものと教えられてきたから、果敢過ぎる過ぎるその戦い方が少々気に掛った]