― 午前・集会所 ―
[扉を開き、中央のテーブルへ。
夜半に打ちつけた腕は青黒く変色しているが、痛めているわけではない。
議事録を読もうとテーブルに近寄れば、書置きと飴。>>87 誰がおいてくれたか分からないけれど、ありがたい。朝食確保。ありがとう、と書き足した。
辺りを見回せば、ソファーに横になっているアイリの姿。昨日はここで眠ったのだろうか。
一度部屋を出てそれと思しき部屋を探り、収納場所から毛布を運んで、彼女にかけた。議事録のページをめくっていく]
>>15 ローレル
そういえば、君、昨日私のこと気にしてたみたいだけど、何が気になってたのか聞いてもいいかな?
[視線は感じたものの、思うことが分からなかった。あの状況では、皆が互いに疑念の目を向けあうことは自然だが。
『物事の捉え方は少し不思議だった。この状況ですぐにデータを揃えに動き出してる』――ローレルがこの思考を聞かせてくれたなら、次のように問うだろう。
見落としがないように、星印をつけておく]