[野営に必要なものは残して手荷物をテントの中へと運び入れる。
自身のものを移し終われば、教官の下へと向かった。]
ありがとうございます。
……教官のものも、運んでも?
[賛辞を素直に受け取り、目許が緩む。>>119
自身のものではない荷に不用意に触れることを躊躇えば、右手を差し出して問いかけた。
小首を傾ける彼の姿勢に、無意識につられるように同じ方向へ首を傾ける。
然し、その目に躊躇いは余りない様子で]
その時は、飲料水の確保と島内で口に出来る実や植物を探します。
エネルギーになるものが必要でしたら、
体力のある内に生息する動物を探して狩る、ということも視野に入れますが。
[そう口にはしたものの、訓練、という響きに危機感は薄いかもしれない。と自覚を覚えるだろうか。*]