[オクタヴィアス軍がディークをどう扱うつもりか、身をもって明かそうとした無鉄砲に関して、韜晦する声に返されるのは、ぶっきらぼうで短い、いつもながらのディークの口調だった。>>107それでも──籠められた真情を誤るはずもない。むしろ純粋すぎて打ちのめされる。] わかったよ、 俺はあんたより先には死なない。[そっと誓う。エディにも父親にも出来なかったこと。彼を置いてゆかないこと。]