…… そ ぅ …… みな ぶじ … なのね ……
[今居られて良かったと言う言葉が心に染み込んで行く。
次いで伝えられたことも表情を和らげる要因となっていて、私はジーク殿に嬉しげに微笑んでいた]
… あり が とう …
…… いち ど … コリルス に … もどりま しょう ……
… みな が … うごけるよう に … なってから でも …
[休めと言われたことに感謝を紡ぎつつ、今後のことについてを口にしてしまうのは、一軍を任せられた責任感から。
軽く握られた手を微かな力で握り返す。
そうしてから瞳を閉じて、私は言われた通りに休息するべく、意識を再び沈み込ませて行った**]