― 後退後:拠点・天幕 ―
別にウェルシュのことだけをいっているわけじゃない。戸惑い止まれば、それはわが身に降り注ぐことだからな。
[戦えないかもしれないというラートリー>>92も、そして幼馴染、血縁者。などというものはなくとも、あちらに友誼を結んだものがいる自分も]
あいつはその点運がいい。無駄な犠牲をださず、背負う十字架もなかったわけだがな。だが自分も運がいいなんて過信を持つわけにはいかないことだ。
[あくまで運がよかっただけ。だが運がよいならばその点においては責苦を味わう必要もない。]