―学校跡地・公国側橋付近―[ヴィンセントの応え>>95を聞きながらも、眼差しは前方から逸らすことが出来ない。どうなっているか――。問うた自分が愚かだ。見れば分かる。…あいつは、]…ッ、[続く二階級特進の呼称>>96に、ベリアンの言が嘘偽りでなかったことを知る。ぐっ、と。拳を握り締めた。爪の痕がつく程に、強く]