本来なら邂逅も出来ないはずだからな。クレメンス・アルテリオ、こうして刃を交え、言葉を交わすことが出来たことを嬉しく思う。[相手の言葉>>106そう返して、シロウは笑みを浮かべる。フィーとクレメンスのやり取りは聞くに留め、けれどその言葉は記憶に刻むようにして。その間に圧迫止血の作業も終わるか]