はーなーれーろーーー!
[ しつこく絡みつく枝だか触手だかを振り払おうと機体を振るが、さらに細い蔓のようなものが伸びてきて、操縦桿まで奪おうとする ]
くっそっ!
[ このままでは墜落する、いっそ機体ごと反転して本体にぶつけてやろうか?などと物騒な考えが浮かんだ時、ふいに、一本の矢が飛んできて、枝が、だらんと力を失った>>121 ]
よし!
[ その機を逃さず、高度を上げ、他の枝の追撃も振り切る。
眼下に見えた人影がおそらく矢を放ってくれた仲間だろうと見て取ると、左右に機体を揺らして翼を振る ]