この子猿もよろしくお願いします。おとなしいですけど。[ 続いて魔法生物を引き渡しに向かった先では、数名の見知った顔に出会った。 ]やあ、みんな頑張ってるんだね。俺は、この一匹しか捕まえられなかったけど。[ 示した先には、引き渡される間も呑気に眠っている羽つき子猿の姿。 ]やっぱり鬼ごっこのつもりとかなのかな。[ ぽそり、と呟いたのは、ほぼ無意識のうち。** ]