人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


王国軍部隊長 セルウィン

 お前、は……この生き方、望んで……ごほっ!

[取り留めのない問い掛けの言葉は、水音のような咳で途切れた。
 既に生まれつつあった血溜まりは、槍が抜かれればあっという間にその面積を増し、セルウィンの身は力なくそこへ倒れ込む]

 …………兄さん……。

[小さな呟きと共に呼吸は途切れ、眼差しはただ虚空を見詰めていた*]

(122) 2019/11/06(Wed) 00:54:32

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