ローゼン実は彼はアタシの初恋の人なのアタシに初めて薔薇を来れた人村から飛び出しての都会暮らしの中ローゼンからの手紙だけが心の拠り所だったわそんな彼の便りでアタシは舞い戻ってきたのよけれど彼は……もうこの世にいないのね[語り終えるとアタシは小さな溜息をついたの彼の死を受け入れられなかった事、だから敢えて触れなかった事に今更気づいて誤魔化すように茶器を手に取ると熱い熱いお茶を一口啜ったわ]