人狼物語−薔薇の下国

549 月下薔薇


香草農家 オクタヴィア

 ……そういえば、さっきのあれはなんだったのでしょう?

[思い返すのは、銀細工師の声が耳に届いて、彼に聞き返した時のこと>>116
 慌てたようにそっぽを向かれたけれど、聞いてはいけないことだったのだろうか。
 今となっては、何と言っていたかも定かに思い出せないけれど]

 昔からあの人には、心配ばかりかけていますね……。

[5歳のころ。
 森に迷い込んで、帰れなくなって、一晩を明かしてしまった時のこと。
 2つ年上の彼が、随分心配してくれていたと聞いた]

『だいじょーぶ、おおかみとだって友達になれるもん!』

[当時は心配もお叱りもいろいろ受けたから、子供なりの強がりで、そんなことを主張していたかもしれない*]

(122) 2021/08/03(Tue) 00:13:18

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby