[『シュヴェーアト事件』から、半年ほど過ぎた頃。
市街地の一角で、爆発騒動が起きた。
表向きには事故となっていたが、実際には『グロリアスチャイルド』を欲したとある研究機関の引き起こしたもので。
その渦中にいたのは、他ならぬ自分だった。
その場は特務部隊の面々のおかけでどうにか切りぬけたものの──あの時に受けたあれこれは、未だに大きくて、だから]
……不本意な巻き込み覚醒とかは、くま君も起こしたくないだろうしね。
気合入れて、行くか。
[気合でどうにかなるかはさておき。
今は、それしか思いつかないのが現状だった。**]