[「賢い子なのね」その言葉(>>68)に気づけば伏せていた瞳をまた少し上げて。一度飲むのを止めれば、頷く。]
くぅは、聡い。とても。
……すごく、かわいい。子犬なのに、頼りになる。
[その時に無表情が多かった表情が緩むが、本人はそれに気づいてはいないだろう。
再び声がかかれば、また頷いて。
スープをゆっくり飲み干して。]
うん。ありがとう、ごちそうさま。
[そう言ってからマグカップを渡せば、花を選んで。]
これ…えっと、シクラメン、ください。
[鮮やかな桃色のシクラメンを示して。
花を買えば、もう一度礼を言って立ち去ったことだろう。]