≫42売り口上を叫びながらリーゼロッテの視線に気がつく――やっば 本物の薬屋だァ オラの万能薬がただの七味唐辛子だってバレちまう。 オラんとこは品質より売り口上で商売してんだ あれだ、プラシーボってやつだべ 多少の誇張はお祭り気分ってことで目をつぶってほしいだで。などと考えながら手を叩き続けている。