>>113
そう…あれは、忘れもしない黄昏時の食堂の事だった。
Yシャツ+タイトスカート を着た<<【境】境界の住人 ニコラス>>と、 ブレザー を着た<<【曲】作曲家 リエヴル>>が見詰め合って居た。
二人は思い詰めた表情で、顔色は■springgreenとなり、唇は震えていた。
何を話して居るのか気になり、耳を澄ましたが、事の仔細は聞き取れなかった。
だがしかし、私は聴いてしまった。
最後に二人は、はっきりとこう云ったのだ。
<<【曲】作曲家 リエヴル>>を問答無用で初日に吊ろう、と…―――。