人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


共和国大使補佐 シメオン

[そうして出発した道中でのこと。
パティシエが居ないからと呼び出されたソマリの天幕で、シフォンケーキを作り彼へと供した。
無論、添えられた生クリームも手作りである。
シフォンケーキを皿に切り分け、生クリームを添えるその時、ソマリの口からアレイゼル家とクレメンス家との確執が紡がれる>>97]

[シメオン達が生まれる十年以上も前から続くもの。
聞く限りは、悲しいすれ違いが発端なのではと思える内容だった]

所謂腐れ縁、ってやつだったのかな。
アンタの親父さんとおっさんは。

ああ、おっさんが結界を越えようとした話は聞いた。

[問う声>>98には相槌を打ったりもして、齎される話を一つ一つ耳にして行く。
クレメンスがソマリの父をどう思っていたかは聞くことすら出来なかったが、ソマリの父はクレメンスを敵愾心を抱きながらも、その実力を認めていたよう。
認めていたからこそ、裏切られたように思い歩み寄ることが出来なくなったのではとソマリは推測したらしい]

(121) 2015/03/19(Thu) 01:56:09

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