だが、お前が居た。俺が居なくても、お前なら、必ず、こいつを飛ばしてくれる。宇宙へも、青い空へも…そう信じられたから、俺は、ここを離れる事が出来た。[心置きなくってわけには、いかなかったけどな、と、付け加えて、男は少し情け無さそうに肩を竦めた*]