[ 当たったか、当たらなくても怯んだのなら上等 ]……さよならッ!![ 赤く染まる右腕から取り出した最後の石灰水瓶を放り投げ、一射。即席の煙幕を潜り抜けるように接敵して胸目掛け更に三射。辿り着いたのなら、もう余計な足止めは――要らない ]