人狼物語−薔薇の下国

13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B


公国軍大尉 ベリアン

[床に落ちる雫の丸を、視野から外すように、紫眼は前を見る。]
>>21

……いい。俺の分も含めて頼む。

偶然だろうが、なんだろうが。
やった奴にゃ。… 出来ねえからな。

[道を閉ざした張本人が、悼むわけにはいかず、だから。真っ先にレトの顔が浮かんだのだろう。]

友人悼んでる友人の──世話焼いてるだけだ。
どーしても気になんなら、後で返してくれてもいいが。

[少し冗談めかせた声音で──そういって。わしゃ。とレトの頭に手をおいて、顔を下げさせる。泣き顔を態々覗き見てしまわないように。]

… わかってる。

[責める気がないのも。それでも、感情が暴れるのも、当然だ。──友人だった。その証だ。少しだけ常より柔かい声を向けて声が笑う。]

(121) 2013/06/23(Sun) 12:14:16

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