[ともあれ、オズワルドが立ち上がろうとするならその挙動を見守って。100年後、という言葉に、空色をひとつ瞬いた]……あー……そっか。確かに忘れてったらまずいね、それ。[そう、思うのと同時。そういや、100年経ったら、公国に見知ったひとはいなくなるんだろうな、と。ほんの一瞬そんな事を考えて──振り払うように、首を軽く左右に振った。*]