[――虹色の守りを打ち砕く。玲緒の意志に呼応して『剣の百合』の穂先に水の魔力が集う。恐怖も痛みも忘れ。大切なパートナーと相食む苦しみすら、今は乗り越えて。ただ、その先にあるものを掴み取ろうと――ひたすらに手を伸した*]